iPhone で車の速度を測るには、GPS スピードメーターアプリを使い、iPhone をしっかりしたホルダーに固定して、発進前にすべての設定を済ませておきます。速度は衛星からの電波をもとに計算されるため、車に何かを接続する必要はありません。大切なのは走り出す前と停車した後の行動です。車が動いている間、iPhone があなたの手や注意を必要とする状態にしてはいけません。
車とiPhoneで表示される速度が違う理由
スピードメーターアプリを初めて使うと、iPhone の数値がメーターパネルの表示より少し低いことがよくあります。これは正常です。車のスピードメーターはタイヤの回転の速さから速度を求め、やや高めに表示されるよう設計されています。一方、GPS は iPhone そのものが地面に対してどれだけの速さで動いているかを測ります。
GPS は空が見えていることが前提なので、トンネル、立体駐車場、高いビルに挟まれた狭い道では、表示が止まったり揺れたりすることがあります。このガイドでは、次の 2 つの実用的なルールを押さえておけば十分です。
- 運転中に従うべきなのは車のスピードメーターです。iPhone はあくまで参考であり、代わりにはなりません。
- トンネルを出た直後に数値が急に跳ね上がったり下がったりするのは、たいてい電波が回復している途中で、実際に速度が変わったわけではありません。
車内でiPhoneを取り付ける位置
間違った場所に置いた iPhone は、視界をさえぎったり、気を散らしたり、衝突時に危険物になったりします。次の条件をすべて満たす場所を探しましょう。
- 道路を見る視線にかからないこと。 交通、歩行者、ミラーを確認するフロントガラスの部分を一切ふさがないようにします。
- エアバッグから離れていること。 「Airbag」や「SRS」と表示されたパネルの上や前には、何も取り付けないでください。ハンドルの中央、助手席側のダッシュボード、車種によってはピラーも含まれます。エアバッグは非常に強い力で開くため、iPhone が飛ばされてしまいます。
- 計器や操作スイッチを隠さないこと。 メーター類、警告灯、ハザードスイッチが見えて手が届く状態を保ちます。
- ぐらつかずしっかり固定されていること。 iPhone をホルダーに押し込み、軽く揺すってみます。動いたりカタカタ鳴ったりするなら、段差で外れるおそれがあります。
- 空が見えること。 エアコン吹き出し口の低い位置に付けるホルダーや、深いセンターコンソールは GPS の受信を弱めることがあります。1〜3 の条件を満たすなら、フロントガラスの下端付近やダッシュボードの上のほうが、たいてい受信は安定します。
車内のどこに iPhone を固定してよいかのルールは国によって異なるため、運転する地域の決まりを確認してください。適したホルダーがない場合は、ドアポケットやグローブボックスにしまい、見えないところで記録させましょう。
車のエンジンをかける前にGPS Speedometerを準備する
設定はすべて停車中に、できればエンジンをかける前に済ませます。走り出したら、iPhone を操作する必要がない状態にしておきましょう。
- 位置情報へのアクセスを許可します。 GPS Speedometer を初めて開いたとき、iOS の確認画面で位置情報へのアクセスを許可します。以前に許可しなかった場合は、設定 › プライバシーとセキュリティ › 位置情報サービス(古い iOS では プライバシー の中)を開き、アプリを選んで、使用中に位置情報を読み取れる設定を選びます。正確な位置情報 がオンになっていることも確認してください。
- 車のプロファイルを選びます。 アプリには、車からスケートボードまで 7 種類の乗り物プロファイルがあります。道路を走る速度に合うよう、車を選びます。
- 単位を選びます。 車のスピードメーターに合わせて km/h、mph、ノットから選ぶと、2 つを比べやすくなります。
- ゲージを選びます。 Digital Clean ゲージなら、リアルタイムの速度を無料で表示できます。プレミアムでは、ゲージをダブルタップしてほかのテーマに切り替えられます。
- 記録したい場合は記録を開始します。 走行記録はプレミアムの機能です。記録ボタンは走行中ではなく、出発前に押してください。
- GPS が落ち着くまで少し待ちます。 停車したままゲージが安定して 0 を示すまで待ってから出発します。アプリを開いた直後の数値がもっとも不安定です。
記録はバックグラウンドでも続くので、そのあと停車したままナビアプリを開いてもかまいません。GPS Speedometer を完全に終了すると記録が止まるため、スワイプして閉じずに起動したままにしておきます。
通知を静かにするため、設定 › 集中モード の 運転 をオンにしておくのもおすすめです(画面の構成は iOS のバージョンによって異なります)。
同乗者に速度を読んでもらう
リアルタイムの数値を確認するいちばん簡単な方法は、その役目をほかの人に任せることです。同乗者なら iPhone を手に持ち、速度を読み上げ、メーターと比べ、気づいたことをメモできます。運転する人の注意をそらす心配もありません。
うまくいくための習慣をいくつか紹介します。
- iPhone は助手席側に置きます。 運転する人が身を乗り出したり、横を長く見たりしたくならないようにします。
- 見せずに声で伝えます。 同乗者が数値を共有したいときは、画面を運転する人に向けず、声に出して伝えます。
- 比較はまっすぐで空いた道で行います。 iPhone とメーターを比べるのは、一定の速度で走っていて空が開けているときがもっとも意味があります。
一人で運転しているときは、iPhone はホルダーに固定したままか見えない場所に置き、安全な場所に停車してから確認します。
記録した車での走行を振り返る
駐車してエンジンを切ったら、記録した走行を開きます。プレミアムでは、GPS Speedometer が走行ごとに履歴を保存し、次の情報を表示します。
| 表示される項目 | わかること |
|---|---|
| 距離 | GPS で測った走行距離 |
| 走行時間 | 移動していた時間 |
| 平均速度 | ゆっくり走った区間も含めた全体のペース |
| 最高速度 | その走行でもっとも高かった数値 |
| 速度グラフ | 速度が時間とともにどう変わったか |
| ルート | 実際に走った道筋を地図で表示 |
もっとも役に立つのは速度グラフです。なめらかに平らな部分は一定のペースで走れた区間を示し、細かいギザギザが続く部分はたいてい渋滞での発進と停止の繰り返しです。最高速度が意外なほど高く見えるときは、グラフでその点を探し、どこで記録されたかを確認しましょう。トンネルの出口や都心部の真ん中での突出した値は、車が実際に出した速度ではなく、電波の乱れであることがほとんどです。
表示がおかしいと感じたとき
ほとんどの問題には単純な原因があります。
- ゲージが 0 のまま動かない。 位置情報へのアクセスがオフになっているか、おおよその位置に設定されている可能性があります。位置情報サービスでアプリの設定を確認し、空の開けた場所でもう少し待ちましょう。
- 数値が止まってから急に変わる。 トンネルや駐車場、高いビルの間を通った可能性が高いです。電波が戻れば落ち着きます。
- 記録が途中で止まった。 アプリが完全に終了されたのかもしれません。次回はバックグラウンドで起動したままにしておきます。
- バッテリーの減りが早い。 GPS と明るい画面はどちらも電力を使います。長距離では車載充電器が役立ち、直射日光を避ければ iPhone が熱くなりすぎるのも防げます。
よくある質問
iPhoneを車に接続する必要はありますか?
いいえ。GPS Speedometer は iPhone 本体の GPS 受信機から速度を読み取るため、何かを差し込んだり、車のシステムと連携させたりする必要はありません。
モバイルデータ通信がなくても使えますか?
はい。GPS はデータ通信を必要としないので、リアルタイムのスピードメーターと走行記録はオフラインで使えます。インターネットが必要なのは、制限速度の自動取得だけです。
無料で使える機能はどれですか?
アプリは無料でダウンロードでき、Digital Clean ゲージでのリアルタイム速度表示は無料で使えます。プレミアムでは、そのほかのゲージテーマ、HUD モード、走行記録と履歴、速度制限アラート、加速タイマー、ピクチャ・イン・ピクチャ ウィジェットが使えるようになります。
バイクや自転車でも使えますか?
はい。車のプロファイルのほかに、バイク、自転車、スクーター、ボート、電車、スケートボードの乗り物プロファイルがあります。どの乗り物でもルールは同じで、動き出す前に設定し、詳しい数値は止まってから確認します。
GPS Speedometer チームが AI の支援を受けて執筆しました。GPS Speedometer に関する内容はアプリそのものに基づいています。他のアプリのメニュー名はバージョンによって変わることがあります。